一般社団法人 大阪府技術協会
会長からのご挨拶
平成26年度定時総会において、会長に就任いたしました(株)岡野製作所の岡野忠弘です。
当協会の設置目的、産業技術の向上が日本経済の支柱となる中で協会の発展と府下産業の振興に微力ながら尽くしてまいる所存でございます。
小林百太郎 前会長同様 格別のご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。
新規会員の紹介
朝日熱処理工業 株式会社
セミナー・会議等の開催
2020センシング技術応用セミナー
~いよいよ実用化段階!~AIを用いた応用技術の動向と展望
●案内チラシ セミナー概要(PDFファイル) ●申込書(Wordファイル)
日時:2020年10月15日(木) 10:00~16:45
会場:大阪産業創造館 6階 会議室E (大阪市中央区本町1丁目4-5)
URL:https://www.sansokan.jp/map/
アクセス:大阪地下鉄「堺筋本町」下車徒歩10分
※ご利用にかかる留意事項
※オンラインでのご参加も可能です。申込時に必ずメールアドレスをご記入下さい。
工場見学「㈱因幡電機製作所」様
所在地 大阪府羽曳野市西浦976 事業内容 配電盤・分電盤・制御盤ならびにLED道路灯、景観照明器具、仮設照明器具や街路灯ポールなどの開発・製造・販売 師走の2019年12月19日(木)に見学者総数12名で訪問しました。あいにくの曇り空で、寒い日でした。師走ということもあり、参加者が少し少なかったことは残念でした。 株式会社 因幡電機製作所 羽曳野工場 様は、2019年の7月に世界文化遺産に登録された百舌鳥・古市古墳群における古市古墳群の近くに位置し、電気仕掛けの社会を動かす心臓部ともいえる配電盤・分電盤・制御盤ならびにLED道路灯、景観照明器具、仮設照明器具や街路灯ポールなどの開発・製造を行っています。 同社は、1962年の設立以来、人々の生活に欠かせない電気を安心な「でんき」とやさしい「あかり」 に変えて提供することを使命とされ、最近では、太陽光・風力発電と照明を組み合わせた「風あかり」など、「でんき」=供給と「あかり」=消費の両面を知っているメリットを活かした事業を展開しています。また、より多くの人々の生活が豊かになることを使命に、社員一人一人がプロフェッショナルとしての自覚をもち、電設資材を中心とした社会インフラシステムを提供することで、人々の暮らしと経済活動に貢献されています。 最初に、当協会の岡野会長の挨拶の後、同社の斉参事 様から、会社概要ならびに製造されている製品の詳細な説明、製品の納入事例の紹介をいただきました。 同社の信条は、 1.製品、サービスを通じて社会に貢献する 2.技術、製品、経営、市場の創造に努める 3.全社員がこぞって経営に参加する 4.良き社会人の集団としてその繁栄を誓う で、それを全社員が常に心掛けて、業務を行っ ているとのことでした。 同社は、東西2拠点で全国をカバーされており、電気の配電事業と明かりの照明事業の2事業を展開しています。配電事業部では、発電所で造られた電気を我々の手元に届ける必要不可欠の配電制御システムのキュービクル(配電盤)、分電盤、制御盤について、大きさ、形状等を顧客の要望に応じて作製する特注品(カスタム製品)を製造して納入するとのことでした。 高い電圧が流れる配電盤は、保守点検が危険なため、その危険性を軽減でき、安全に保守点検できるように、扉を開けずに中の配線が確認でき、保守点検できる「S.K.Y(スカイ)配電盤」、「I Looking配電盤」、また、分電盤は、配線をねじで止めずに速結接続(プラグイン)できるようにし、施行者の省力化、効率化を実現され、ネーミングも施行者の手間が少し省ける「ちょいらく分電盤」など、とてもユニークでした。そのような配電盤につきましては、特許等を取得されています。配電盤や分電盤は、通常、一般の人々の目にはつきませんが、電鉄会社を始め、水族館、デパート、テーマパーク、ショッピングモールなどの納入事例が紹介されました。 照明事業部では、屋外用照明器具とそれを取り付ける照明柱を製作しています。照明器具のLED化に伴って、その放熱化や取り付け方法が問題となっており、それらを解決するために、器具の設計開発に熱流動解析、光学設計ソフトや樹脂積層3Dプリンターを活用しておられます。 また、照明実験棟では、開発した照明器具の配光測定や防水試験などは、自社で行い、自社では困難な試験である振動試験、高温・高湿試験、電磁波ノイズ試験や輻射ノイズ試験については、近くに大阪産業技術研究所があるので、そちらを有効に利用し、安全で、安心な製品づくりを進めているとのことでした。製品として、LED道路灯シリーズは「LEDIX WAY」、公園や広場に使用するシリーズは「LEDIX PARK」、太陽光と風力で充電し、環境にやさしいハイブリットソーラー街路灯は「風あかり」、工事現場で使用するシリーズは「Rabbinet」の名称でブランド展開しており、それらの特徴について説明されました。 ブランド展開している照明機器は、それぞれの用途に応じて、電鉄会社の駅舎を始め、高速道路、国道、大型ショッピングモール、公園、商業施設、駐車場など多岐にわたって納入されていることが紹介されました。そのほか、工事現場やトンネル地下道照明などにも採用されています。 その後、分電盤、配電盤等を製造している配電事業部、屋外照明器具等を製造している照明事業部、照明実験棟、板金工場を見学しました。ご説明のありました製品を実際に身近で見学すると、製品はお客様のご要望を取り入れて製作されており、ネーミングの意味が実感できました。つまり工夫の固まりのようです。中小企業における製品開発の原点を見たきがしました。 見学終了後、川口会長 様からあらためて配電盤、分電盤、制御盤の違いについてのご説明をいただき、活発な質疑応答がなされました。 配電盤等は見る機会がほとんどありませんが、照明の方は目につきますので、ご紹介のありました電鉄会社の駅舎や高速道路の照明に目が行くようになりました。 詳細なご説明とともに、工場見学をさせていただき、「でんき」=供給と「あかり」=消費の両面を知って、作業者や消費者の立場に立った「ものづくり」への取り組みは、参加者一同、大変参考になりました。 ありがとうございました。 |
古市古墳群にある応神天皇陵古墳 |
工場見学「㈱電業」様
所在地 東大阪市高井田中2丁目5-25
鋳造工場では、鋳造作業において、作業員の負担を減らすために「楽々アーム」というものが採用されていました。これまでは、作業員が、ひしゃくに必要量の金属をくみ取り手作業で注いでいた負担が減ります。機械工場では、製品の曲げ加工において、ハンマーで曲率を一定にする職人技に感心しました。
見学終了後、活発な質疑応答がなされました。
詳細なご説明とともに、工場見学をさせていただき、いずれの大手企業の系列にも属さず、独
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所在地 八尾市北久宝寺2-1-50 2017年9月28日(木)に見学者総数14名で訪問しました。
「デザインチャック一台で自動車が買えますよ」とのご説明にも製作工程を見学させて頂いて納得できました。
智 智慧は創造の根源である 和 和は繁栄の基礎である |
表彰のお知らせ
表彰関係をご覧ください。
協賛・後援事業の案内
件名:「最新ソフトウェアを活用した5軸加工の実践」
<ORIST技術セミナー>(12/2)
デジタルものづくり総合セミナー2019
https://orist.jp/izumi/events/seminar/2019/12/02_digital_5jiku.html
◇日時:令和元年12月2日(月) 13:30~17:00
◇場所:大阪工業大学 梅田キャンパス OIT梅田タワー https://www.oit.ac.jp/rd/access/
◇定員:50名(先着順
◇費用:無料
◇申込:メール(gyoumu_seminar@tri-osaka.jp)またはFAX(0725-51-2520)にて
お申し込みください。
◇問合:(地独)大阪産業技術研究所 業務推進部 TEL:0725-51-2512
《申込メールテンプレート》
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テーマ「最新ソフトウェアを活用した5軸加工の実践」(12/2)
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