FFTアナライザ |
FFTアナライザは、周波数分析器の1つです。音や振動の周波数分析を行う機器として、オクターブ分析器とともに頻繁に利用されます。オクターブ分析器に比べ、周波数分解能が高いことが特徴で、細かい周波数成分(スペクトル)の大きさまで分析できることから、スペクトラム・アナライザ(略してスペアナ)とも呼ばれます。
音や振動の時々刻々と変化する波形(時間波形)を取り込んで、分析対象周波数範囲内のすべての周波数成分を、リアルタイムで計算・表示することができます。入力チャンネルは、1チャンネルタイプのものから32チャンネルにも及ぶ多チャンネルタイプのものまで様々ありますが、2チャンネルタイプのものが主流です。
騒音源・振動源の特定や回転機械の診断などに威力を発揮します。また、2チャンネル以上のタイプでは、伝達関数などの高度な関数の測定を行うことにより、スピーカの周波数特性や振動モード解析などを行うことができます。
保有機器
デュアルチャンネル騒音・振動解析装置
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デジタル・スペクトラム・アナライザ
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