振動計 (チャージアンプ、センサアンプ) |
振動計とは、振動を検出して電気信号に変換する振動ピックアップと呼ばれるセンサを接続して、振動を測定するための計測器です。いろいろなタイプのものがありますが、最も一般的に用いられているのは、加速度ピックアップと呼ばれるセンサを接続して、振動の加速度を計測するものです。本体内部に演算回路を内蔵していて、加速度を積分することにより速度を、二重積分することにより変位を求められるものが普通です。
接続する加速度ピックアップが振動を電荷に変換して出力する電荷出力型であれば、チャージアンプ型の振動計を用いる必要があります。これに対して、ピックアップが振動を電圧に変換して出力する電圧出力型(アンプ内蔵型)の場合は、センサアンプ型の振動計を用いる必要があります。
接続するピックアップの性能によって、測定できる項目や内容は変わりますが、一般に振動レベル計が地面上の振動を対象にしているのに対して、振動計は幅広く一般の振動を測定するのに用います。
特殊なタイプの振動計として、非接触のピックアップを接続して、振動の変位や速度を測定するタイプのものもあります。 ⇒ 非接触変位計、非接触レーザー振動計
チャージアンプとセンサアンプ 振動ピックアップには一般に、@検出した振動を電荷として出力する電荷出力型のピックアップと、A検出した振動を電圧として出力する電圧出力型のピックアップがあります。@の電荷出力型のピックアップには、電荷を電圧に変換するためのチャージアンプを接続する必要があります。それに対して、Aの電圧出力型のピックアップには、ピックアップに駆動電流を供給するためのセンサアンプを接続する必要があります。 |
保有機器
携帯型振動計
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チャージアンプ
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センサアンプ (センサ駆動電流供給 電源)
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