地方独立行政法人大阪産業技術総究所

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理事長挨拶 「第3回大阪府立産業技術総合研究所・大阪市立工業研究所合同発表会」(H25.11.28)

 
 
 「大阪府立産業技術総合研究所・大阪市立工業研究所 合同発表会」の開催にあたり、一言、ご挨拶を申し上げます。
 
 まず始めに、ご多忙中にもかかわらず本発表会にご参加いただきました皆様方に深く感謝申し上げます。
 両研究所は、「新たな製品や新しい技術に結び付く研究開発を行い、大阪産業の発展に貢献すること」を目標として研究に取り組んでいますが、本日は、その成果として、70テーマに及ぶ発表に加えて、京都大学の平尾先生による特別講演や、ポスター展示等盛りだくさんのメニューを用意しています。
 本発表会は、中小ものづくり企業の皆様と、両研究所研究員の出会いの場でもありますので、ぜひこの機会に、皆様のお役に立つシーズや研究成果をお探しください。
 
 ところで、産技研と市工研は、それぞれが持つ強みをより活かし、工業技術とものづくりを支える知と技術の支援拠点として一層の機能強化を図るために、法人統合に向けた準備を進めています。
 本日の合同発表会も、その統合に向けた取組みの一環ですし、明日11月29日から産技研・市工研で『サテライト技術相談ブース』を設け、運用を開始いたします。これは、両研究所に相談に来られた企業様を、ワンストップで両研究所の中から適切なシーズを持った研究員に繋ぐことが出来るシステムですので、ぜひご利用ください。
 
 両研究所が、統合の際に目指すべき目標は、「スーパー公設試」であるとしていますが、我々が「スーパー公設試としてあるべき姿」を議論するときに、一つのキーワードとなるのが「一気通貫型の企業支援」です。これは、技術的な支援にとどまらず、技術情報の交流、資金の調達、製品化、販路開拓すなわち事業化まで、中小ものづくり企業の業務プロセス全てにおいて、切れ目なく支援するということです。
 
 そのためには、研究所と、行政機関や関係機関の一層の連携強化が欠かせません。そこで今回は、経営支援を始め様々な企業支援施策を実施する大阪商工会議所様、及び府内で最も中小企業が集積する地域で企業支援施策を展開する東大阪市様と、初めてこの発表会を共催することといたしました。
 東大阪市様と産技研は、本年2月に産業振興にかかる包括連携協定を締結し、双方が実施する中小企業支援において、産業の振興及び地域社会の更なる発展に貢献しようとしているところです。
 
 これまで産技研や産業創造館で実施してきたこの発表会についても、待ちの姿勢から攻めの姿勢へと舵を切り、新たな企業様との出会いを求めて、初めてこの東大阪市へやって参りました。
 
 どうか、本発表会を通じて、関係者の皆様方に我々が持つ技術シーズについての理解を一層深めていただき、皆様に取りまして、意義ある一日となりますよう、心からご期待申し上げ、お祈り申し上げまして、歓迎のご挨拶とさせていただきます。

 

平成25年11月28日

地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所
理 事 長  古 寺  雅 晴 

イベントパンフレット