大阪府立産業技術総合研究所

平成18年度事業計画のご案内

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【事業方針】
  
 本年度、国の「第三期科学技術基本計画」がスタートし、また、先端的新産業分野等を支える中小企業の特定基盤技術(めっき、鋳造、鍛造、金属熱処理、金属プレス加工、切削加工、金型等の17分野)の高度化を推進するための新法「中小企業ものづくり基盤技術の高度化に関する法律」が施行されます。大阪府はこれら基盤技術を担う中小企業の一大集積地であり、府商工労働部においても、この機を捉え、府内支援機関の力を結集して地域の基盤技術ポテンシャルの発掘・育成を支援していく「ものづくり基盤技術高度化支援事業」を重点施策として実施していきます。指定された基盤技術は、産技研が中小企業の技術高度化のために永年にわたって技術開発を進め、培ってきた分野です。国、府の計画・施策も踏まえ、事業計画の重点項目として、引き続きより一層、技術支援を推進していくとともに、実地指導の拡充、基盤技術セミナーの開催、府内各地域商工会議所等との連携を推進して施策の実施を図っていきます。

 産技研は、和泉市移転後10年の節目を過ぎ、移転後三期目の5カ年中期計画を策定しました。第三期中期計画は、これまでの基本理念「開放と交流」から、中小企業との新たなパートナーシップ構築を目指して、よりアクティブな「発信と共創」を基本理念としました。また、「先端技術の研究成果の移転により中小企業の技術力の向上を支援」、「先進技術と基盤技術の融合化により中小企業の新技術分野への挑戦を支援」、「生産基盤技術の高度化により中小企業の技術力向上を支援」、「府民ニーズと技術シーズのマッチングによる府民の安全・安心への支援」を研究開発・技術支援の目指す方向とし、@産学官連携研究の推進と成果の移転、A企業とともに技術的課題の解決を図る共同研究の実施、B成果の知的財産化と企業実施、C高度な分析・測定・試作依頼への対応と機器センターの整備、D地域技術支援機関と連携した地域支援・コーディネート活動、E質の高い技術相談・指導の推進を重点目標として業務を推進し、企業の生産活動を支援していきます。

 第三期5ヵ年中期計画の初年度となる平成18年度は、計画の発進・推進を業務推進の重点項目として取り組んでいきます。

◆第三期5ヶ年中期計画の発進
計画の初年度に当たり、第二期と同様に全職員が新たな決意をもって計画の方向を認識し、設定した重点目標に早期に取り組み、目標達成に向けて着実に実施していきます。

◆サポーティングインダストリーの支援、地域連携の推進
国、府ともに重要施策として取上げているサポーティングインダストリーへの支援強化を図るため、府内各地域商工会議所等との連携を強化し、地域中小企業のニーズを把握するとともに、これら企業と新たな基盤技術の研究開発を推進していきます。また、地域コーディネータとの連携を密にして、産技研の利用促進を図っていきます。
  

【研究業務】

  

 次の分野で、69件の研究課題に取り組みます。

◆新製造技術分野(製品の高機能化・高付加価値化に対応できる技術を支援する研究)  :29件

◆情報・通信分野(中小企業のIT化及び情報通信・計測制御技術を支援する研究)     : 12件

◆環境エネルギー及びバイオ分野(環境負荷低減及び酵素・微生物の利用技術の支援研究):16件

◆生活(人間工学・安全・福祉)分野(生活・福祉関連商品の開発及び製品・商品の信頼性
                                  ・安全性を高める技術を支援する研究) :12件

 また、「大阪府地域結集型共同研究事業」(科学技術振興財団)として、「ナノカーボン活用技術の創成」並びに、「都市エリア産学官連携促進事業」(文部科学省)として、「次世代の高品位接合技術の開発」を産学官共同で推進します。


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