形状のデジタル測定によるサンプリング誤差の例
デジタル情報として表面形状を測定する場合、形状に合わせたサンプリング間隔の設定が重要です。 山の高さを測定する目的のみでは、周期に応じて(1)のように最低2つのデータを測定すればよいのですが、実表面は単純周期ではないので、その間隔を小さくしなければなりません。また、形状に対するサンプリング間隔が適切でない場合には(2)のように測定形状データは実際のものとは大きく異なります。形状を正確に測定するには、測定データポイント数が多くすることが良いのですが、実際の測定では、測定データ数の容量、測定時間ならびに解析処理速度などの問題によって制限されます。