音響校正器(ピストンホン) |
音響校正器とは、JIS C 1515に規定された、マイクロホンの感度を校正するための機器です。最も一般的に用いられているのはピストンホンと呼ばれるもので、シリンダー内のピストンを往復動作させて一定の音圧を発生する校正器です。
一般のピストンホンでは、周波数が250Hz、114dBあるいは124dBの音圧レベルを発生させることができます。ピストンホンは、温度や湿度の変化による音圧レベル変化はほとんどなく、安定性が高いことが特徴です。また、小型かつ軽量なので、現場での騒音計校正音源として多く利用されています。
校正対象となるマイクロホンの先端をピストンホンに差し込み、マイクロホンからの出力値をチェックすることで校正を行います。通常、1インチ、1/2インチ、1/4インチの3種類のマイクサイズに対応できるように、アタッチメントが付属しています。
保有機器
ピストンホン
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