インパルスハンマは、材料の振動特性を測定する際に、材料を加振するために用いる測定器の一つです。インパクトハンマと呼ばれることもあります。

　材料の加振方法としては、加振器を用いる方法もありますが、インパクトハンマの方が手軽に加振することができます。また加振器に乗せられないような大型の機械や、構造物の加振にも有利です。

　インパルスハンマのヘッドの部分には、力を電気信号（電圧）に変換する力変換子と呼ばれるセンサが入っており、叩いた力の大きさを測定器で読み取ることができます。

　２チャンネルのFFTアナライザに接続し、伝達関数の測定を行うことで、材料の周波数応答特性を測定することができます。さらにその応用として、振動モード解析を行うことも可能です。

　保有機器

インパルスハンマ メーカー PCB　（PCB PIEZOTRONICS社） 型番 086B01 レンジ 〜+440N 重量 90g 備考

インパルスハンマ メーカー B&K　（ブリュエル・ケアー社） 型番 Type 8202 レンジ -1000〜+5000N 重量 280g 備考

インパルスハンマ メーカー B&K　（ブリュエル・ケアー社） 型番 Type 8203 レンジ -250〜+1000N 重量 3.2g　（ナット装着時） 1.6g　（ナット未装着時） 備考