データレコーダ |
データレコーダとは、音や振動の波形そのものを記録するための装置です。測定を行ったその場で分析できない場合や、繰り返し同じ箇所を何度も分析したい場合などに、データレコーダを用います。記録しておいた波形を、他の分析器などにつないで再生することにより、測定時と同じ時系列で、波形を再現することができます。
記録媒体としては、一昔前までカセットテープを用いるものが一般的でしたが、近年はDAT (Digital Audio Tape)を用いるものが主流となっています。また、パソコンのハードディスク上にデータを記録できるタイプのものも、最近見受けられるようになってきました。
通常の音楽用レコーダは、対象とする周波数範囲(周波数範囲20Hz〜)の問題から、音の記録に用いることはできますが、振動や超低周波音の記録には用いることはできません。振動や超低周波音を記録するためには、0Hz以上の帯域から記録できるデータレコーダを用いる必要があります。また音楽用レコーダは、左右2チャンネル(ステレオ)の記録しかできませんが、計測用のデータレコーダは、4チャンネルや8チャンネル以上のデータを同時に記録できるものもあります。なお記録可能時間は、用いる媒体やチャンネル数によって決まります。
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