地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所

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「地域を支える次世代加工技術者育成事業」の開始と オープニングセミナー開催(10月21日、10月28日)のお知らせ

5軸制御マシンニングセンタ等を活用した3次元デジタルものづくり普及のための高度加工技術者人材育成事業を開始します!

産技研では、3次元デジタルものづくりの普及を目的に、5軸マシニングセンタ等に関わる人材育成を主な内容とした
「地域を支える次世代加工技術者育成事業」を新たに開始いたします。   
 
事業の内容等についてはこちら(プレスリリース)
 
本事業を開始するにあたり、オープニングセミナーとして「デジタルものづくり総合セミナー」を以下のとおり開催します。
それぞれ「5軸加工」、「CAE」を主なテーマとしたセミナーで、初心者の方にもわかりやすい内容としております。
これらのデジタルものづくり技術の活用を検討する良い機会になると思いますので、ぜひ、ご参加ください。
 

東大阪エリア 「CAE」 満席につき受付終了!!


日時 平成28年10月21日(金)13:30~16:30
場所 クリエイション・コア東大阪
南館3階クリエイターズプラザ技術交流室A
(東大阪市荒本北1―4-1)
お申込方法 ご好評につき受付を終了いたしました。

○東大阪エリア オープニングセミナーちらし

概要

CAEはコンピュータを用いて製品の強度や性能を予測できる技術です。製品開発のために必要な試作回数を減らし、コストの削減や開発期間の短縮に貢献する強力なツールとして期待できます。しかし、その取り扱いにはある程度の専門知識と注意が必要です。本セミナーでは、CAEとは何か、どのように利用できるのかといった初心者向けの内容から、実際にCAEを導入されている企業が社内教育用に行っている取組みについても紹介いたします。幅広い技術レベルの方に受講いただける内容になっておりますので、奮ってご参加ください。

各講演の概要

CAEの基礎とものづくりへの活用
近畿大学 理工学部 機械工学科 准教授 坂田誠一郎 氏

本講演では,まず理論解析やCAE,およびCAEとものづくり関わりの基礎的な内容について説明します。つづいて,特にものづくり産業と研究所や大学の関係について,産学事例やCAE研究者の最新事情を通じ,今後どのようにCAEを活用し,連携を行っていくかの一つの考え方についてご紹介します。
産技研導入CAEソフトによる構造解析
アンシスジャパン(株)

構造解析CAEソフト"ANSYS Mechanical"は、構造強度解析では弾塑性材・ゴム材の扱いや接触、摩擦・磨耗、亀裂進展予測、衝突・破壊、等の非線形解析が可能です。また、強度以外にも振動、音響、流体、伝熱、電気、それら連成させるマルチフィジックス解析も可能です。このセッションではMechanicalの特徴と解析事例についてご紹介致します。
産技研導入CAEソフトによる流体解析
アンシスジャパン(株)

ANSYSの熱流体解析ソフトには、汎用流体解析ソフトFluent、CFX、粘弾性流体解析ソフトPOLYFLOW、電子機器熱流体解析ツールIcepakなどがあります。本セッションではそれぞれのソフトの特徴と解析事例についてご紹介致します。
CAE教育の取組(簡単な実験と解析結果の比較)
セイコー化工機(株)

社内CAE分科会で、簡単な流体・構造関連の実験と解析結果の比較実習を行っています。単にCAEソフトの使い方を学ぶだけではなく、自分で実測と解析を行って比較し、設定が適切であれば精度良い解析結果が得られることを体験し、解析に自信を持つことが目的です。受講した社員が実務でCAEを使い出しており、実習の効果が確実に現れていると思われます。本講演では、これまで実際に行った実習内容を紹介します。

堺エリア 「5軸加工技術」


日時 平成28年10月28日(金)13:30~16:30
場所 公益財団法人堺市産業振興センター5階
コンベンションホール
(堺市北区長曽根町183-5)
お申込方法 こちらのメールアドレス(keiei@tri-osaka.jp)に
下記をご記入の上、送信ください。
(1)会社名
(2)業種
(3)会社所在地
(4)ご連絡先(代表者電話番号)
(5)参加者情報(部署・役職・お名前)

○堺エリア オープニングセミナーちらし

概要

5軸加工は、従来の3軸加工では不可能だった複雑形状加工が可能になるなど、多くのメリットを持つ切削加工技術ですが、取扱いが難しいといったイメージが先行して、導入効果を見極められずにいる方も多いのではないでしょうか。
本セミナーでは、実際の5軸加工技術への理解を深めていただけるよう、複雑な5軸加工機の性能を引き出す最新技術や、3軸とは異なる加工プログラムの基本について、事例を交えながらわかりやすく解説いたします。また、5軸加工を始めとするデジタルものづくりのこれからの発展に関わる話題として、革新的な設計技術「最適設計」についても紹介いたします。これからの5軸加工技術の導入検討に役立つ内容となっておりますので、奮ってご参加ください。

各講演の概要

高精度5軸加工を実現する知能化技術
オークマ(株)

近年5軸加工機は、航空機をはじめ自動車や金型等、幅広い産業で使われるようになりました。一般的に5軸加工機は、ワンチャッキングによる多面加工等、生産性向上を実現できる一方で、高精度な加工を行うためには現場でのチューニングが必要となり精度維持が難しいとの側面もあります。高生産性、高精度の要求に対し、5軸加工機の能力を最大限に引き出す知能化技術について、加工事例を踏まえて紹介します。
NCと機械動作を考えた5軸プログラムの基本
(株)Aiソリューションズ

本セミナーでは、5軸の基本的な機械構造や、回転軸の考え方、傾斜面での角度割り出しによる加工、同時5軸加工での先端点制御などのNCプログラムの基本などを紹介します。また、基本的な5軸加工でのメリットと5軸加工を効率よく行うために注意したいポイントや、簡単な加工サンプル動画を見て頂きながらCAMやシミュレーションの機能なども紹介します。
最適設計による革新的ものづくり
大阪府立大学大学院 工学研究科  准教授 小木曽 望 氏

昔は「最適設計したものは作れないから役に立たない」と言われていました。しかし,新しい手法が発達し,最適設計結果をCADモデルとして出力できるツールの発達により,最適設計は「製造に役に立つ方法」となってきました。最適設計がどのように適用されているか,いくつかの事例を紹介します。また,最適設計の難しさをいかに克服するか,自分自身の体験を踏まえて紹介します。