地方独立行政法人大阪産業技術総究所

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金属粉末積層造形法における造形物の高性能化に関する研究

取得学位 博士(工学)
取得者 中本 貴之
取得大学 京都大学
取得日 平成22年9月24日

概要

 金属粉末積層造形法(SLS法)は、薄く敷き詰めた金属粉末にレー ザを照射して焼結し順次積層していくことで、複雑形状をCADモデルから直接造形する加工法である。本研究は、SLS法の工業的な推進(つまり実用的な製 造プロセスとしての利用技術の確立)を目指し、SLS造形物の高性能化に取り組んだものである。具体的には、SLS造形技術をプレス金型や鍛造金型のよう に高強度・高硬度が要求される用途に展開していくために、造形物の高強度・高硬度化を実現する鋼系粉末材料を用いたSLS造形技術を開発した。ま た,SLS法の複雑形状およびポーラス構造体を作製できる利点を活かし、高性能な人工骨へ用途展開していくために、チタン粉末に対するSLS造形技術の開 発を試み、骨と同程度の低ヤング率を示す構造体を得た。