地方独立行政法人大阪産業技術総究所

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バルク金属ガラスに塑性変形能を付与する材料プロセスに関する基礎研究

取得学位 博士(工学)
取得者 小畠 淳平
取得大学 大阪府立大学
取得日 平成22年3月31日

概要

 非晶質合金であるバルク金属ガラス(Bulk metallic glass: BMG)は、従来の結晶金属材料にはない有用な特性を示すことから学術分野のみならず工業分野からも注目を集めている新材料である。このBMGの工業的な 応用展開を阻む要因のひとつに、室温での塑性変形能が欠如していることが挙げられる。そこで、BMGの研究分野において、室温変形メカニズムの解明が重要 課題として挙げられている。本研究では、BMGの室温での変形特性や破壊挙動を調査し、BMGの室温塑性変形の支配因子を明らかにすることを目的にした。 本研究によって、BMGの室温塑性変形能の支配因子が自由体積、結晶相、せん断帯であることが分かり、また支配因子と塑性変形能の関係を明らかにした。