地方独立行政法人大阪産業技術総究所

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放電加工を用いた炭化物形成によるチタン材の表面改質

取得学位 博士(工学)
取得者 機械金属部 金属表面処理系 塚原秀和
取得大学 京都工芸繊維大学
取得日 平成18年3月24日

概要

 チタンは比強度が高く,耐食性に優れるなどの特性を有するため、そ の需要が急速に増大している。しかし,耐摩耗性や耐焼付性に乏しいため、機構部品の分野ではその需要は多いとはいえない状況にある。油中で放電加工を行う と、加工液の熱分解で生成される炭素が、加工表面に侵入することが知られている。その現象を利用することにより、チタンの放電加工においてTiC層の生成 が期待できる。そのため、チタン材の耐摩耗性向上を目的として、放電加工を利用した表面改質法を検討した。その結果、処理条件の最適化により、ほとんどク ラックのない硬質のTiC層が得られ、摩擦係数の低減および、耐摩耗性の向上が確認できた。