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生産技術研究会
第7回研究会(H30年度)

第7回研究会『金型および機械部品の精密洗浄技術に関する最新動向』

 2月28日に第7回研究会を開催しました。
今回は「金型および機械部品の精密洗浄技術に関する最新動向」と題して3名の講師の方をお招きしてご講演頂きました。
講演タイトルと講師の先生は以下の通りです。

(1)ゴム工業における金型汚染、洗浄技術の現状と課題について 関西ゴム技術研修所 所長 山口幸一 氏

(2)超臨界CO2洗浄技術とドライアイスブラスト洗浄技術の適用事例 株式会社アイテック 鈴木慎悟 氏

(3)プラズマエネルギーを利用した洗浄技術と表面高機能化技術 日本プラズマトリート株式会社 上坂一郎 氏

 関西ゴム研修所の山口所長からは,ゴムの成形金型の材質や汚染防止のための表面処理,金型の洗浄方法などの話がありました。
洗浄方法には様々な方法がありますが,どの方法でもこまめに洗浄することが大切とのことでした。
 (株)アイテックの鈴木氏からは,超臨界CO2技術とドライアイスブラスト洗浄装置の話がありました。
紹介されたドライアイスブラストは一般的なドライアイスブラストと比べ,粒子が細かいため,対象物を傷つける心配が少ないということで,いくつかの洗浄事例の紹介がありました。
 日本プラズマトリート(株)の上坂氏からは,ドイツで開発された大気中でプラズマ処理が可能な技術の紹介がありました。
この装置の主な用途はプラスチックの接着前の洗浄ということで,この装置を使うことにより,接着剤の濡れ性を向上させ,接着強度を上げることが可能です。
また,金属の接着にも効果があるとのことでした。

研究会の様子 

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