地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所

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理事長挨拶 「第2回大阪府立産業技術総合研究所・大阪市立工業研究所合同発表会」(H25.2.5)

 

 「大阪府立産業技術総合研究所・大阪市立工業研究所合同発表会」の開催にあたり、一言、ご挨拶を申し上げます。

 まず始めに、ご多忙中にもかかわらず本発表会にご参加いただきました皆様方に深く感謝申し上げます。
 産技研は昨年4月1日に、地方独立行政法人として、新しいスタートを切りました。今回、ここに皆様方のご参加を賜り、市工研と合同で本発表会を開催できますことは、一重にご臨席の皆様、ならびに、ご協力をいただきました関係各位のご厚情の賜物と深く感謝申し上げる次第であります。
 
 本発表会では、中小ものづくり企業のみなさまにとって、「すぐに役立つ」内容を用意いたしております。『聴く』、『見る』、『相談する』という3つキーワードを意識して企画いたしました。
 具体的に申しますと、まずは、注目の研究成果についての講演や、両研究所の研究成果・技術シーズについての発表をじっくりと聴いていただきたいと存じます。
 次に、研究所が有する多数のハイエンド機器と、その活用方法をゆっくりとご覧いただきたいと存じます。
 そして、併設しているものづくり企業のための出張相談会等の特設相談窓口をご活用いただき、皆様方が抱えておられる悩み事について、個別にご相談していただきたいと存じます。
 
 本日は、産技研と市工研が合同で、75テーマのポスター発表を行います。機器の見学・実演についても、多くの種類を用意しており、その用途は様々です。ご参加の皆様方にとって、何かしらのお役に立てる情報が用意できたものと自負しております。
 
 ところで、2013年が明けまして、早一月が経ちました。社会に目を移しますと、依然として厳しい経済状況が続いております。先日、安倍内閣によって、平成24年度補正予算案が閣議決定され、新たな経済対策が動き出そうとしており、私としても情勢を注視しているところであります。
 どのような対策が取られるにせよ、実体経済の担い手である企業の皆様方が元気にならなければ、状況が好転することはあり得ません。私は、ものづくり企業がこの状況を打開するためには、顧客に対して、技術、製品、サービスなどで、新しい価値を提供し続けるしかないと考えていますが、一企業単独で対処するには、技術や人材などに限りがあります。
 そこで、これからの時代は、企業の枠にとらわれず、技術革新においては、多くの企業が連携する、いわゆるオープンイノベーション体制の構築が不可欠であると考えています。
 
 産技研も、このような情勢を踏まえ、戦略的な計画のもと、市工研とも協働しながら、提案型技術支援を通じて、企業の皆様のお役に立ちたいと考えている次第です。「Let’s Try with TRI !」のスローガンの下、皆様の立場に立って新技術の研究開発と現状の技術課題解決を図る所存でございます。今後とも、産技研を積極的にご利用いただきますよう、この場をお借りしてお願い申し上げます。
 
 最後になりましたが、本日ご講演をいただく大阪府立大学大学院の吉村先生とターナー色彩株式会社の瀧川様にお礼を申し上げます。
 どうか、本発表会を通じて、関係者の皆様方に我々が持つ技術シーズについての理解を一層深めていただき、皆様に取りまして、意義ある一日となりますよう、心からご期待申し上げ、お祈り申し上げまして、歓迎のご挨拶とさせていただきます。

平成25年2月5日

地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所
理 事 長  古 寺  雅 晴 
 
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